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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1995年08月27日

 もともと Parisien 自体が、それぞれ etranger みたいなもの。もちろん何世紀も続く家系はある。だけど祖父・祖母までさかのぼれば、25パーセントが移民というのも現実ですね。巴里で活動し、フランス語でコミュニケーションできる——おそらくこれだけが Parisien の条件でしょう。
 以前 SPA! の依頼で調べたとき、「巴里市民は KENZOを日本人だとは思っていない」という意見がおおかった。かといってフランス人でもない。じゃあなにかというと、「彼は Parisien だ」というわけ。
 人種でもない。国籍でもない。家系でもない。要するに、巴里にいて、巴里でクリエイティブな活動をし、巴里で自己主張をする。そしてそういう連中を受け入れる包容力が、巴里という街自体にあるのでしょう。おそらく New York もそうなんだろうけど。
 東京のエネルギーはすごいと思う。世界の Showcase にもなっていると思う。いまどき Tokyo の名を知らなければ、フランスでもアメリカでもあきらかに田舎者でしょう。その点、東京は日本で唯一の国際都市なのかもしれない。でもまだ包容力という点で、巴里やNYとはだいぶ違いますね。むしろ元禄江戸町民文化のほうが、包容力につながる健全な好奇心に満ちていたんじゃないか、なんて思うことがあります。
 ぼくの目から見ても、東京の女性のほうが、いろいろと「投資」しているという気がします。巴里でも5区あたりはずいぶんもっさりしたねーちゃんが多いし……なーんて言ったらおこられるかも。
 現時点で彼我に決定的な違いあるのは、40代以上じゃないかなあ。とくにオッサンの雰囲気となると、まったく違いますね。このあたりは、ほんとうは世代がふたつぐらい交代した、20年後ぐらいを想定すべきなんだろうけど、カタログ世代が中年になってどれだけ自己主張できるのか、ちと疑問ではあります。だっていまの20代前半の世代って、おれから見たって「こやつら、老けてるなぁ」なんて感じるし。
 Paris も New York も Sexy です。京都や San Francisco にもそれなりに色気を感じた。逆に最近の横浜本牧や名古屋とかは、まったく色気を感じられなかった。毒気がないっていうのかなあ。不健全じゃないとつまらんもんよね。


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