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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

2006年02月24日

 日本の阪神淡路大震災のニュースは、フランスでも大々的に報道されていた。地震の直後、いつも聴いているラジオからも速報が流れた。フランス時間の夜10時(日本時間の午前6時)をちょっと過ぎたぐらいだったと思う。そのときは、「大きな被害は報告されていない」というアナウンスだったので、とくに気にかけることなく寝てしまった。
 朝になってからテレビのニュースを見たのだけど、神戸の惨状が映されていた。昨夜のラジオの報道は、要するに、被害がなかったのではなく、被害が大きすぎて現地では報告すらできなかった、ということがわかった。インターネットで新聞社のサイトにアクセスしたり、NIFTY-Serveの会議室を読んでいるうちに、未曾有宇の大惨事であることが次第にわかってきた。現地の1月18日の朝刊は、すべての新聞が一面に大震災をニュースを掲載していた。
 関西には多くの友人が住んでいたが、さいわいなことに、亡くなった人はいなかった。ただ、家屋が全壊に近い被害を受けた者はいたが(改築を計画していたそうで、結局、実質的な被害はほぼゼロだったらしい)。
 こういうとき、海外にいては直接なにかを手助けする、ということはできないが、あちこちの電子会議室のメッセージを整理したり、メールを中継することだったら、どこにいてもできることなので、自分の関与できる範囲で情報整理を行った。もう一つ、コミュニケーションを研究する者として、こういうケースに今後どのような対応が必要なのかを分析するため、多くのコミュニケーション記録を残す必要があると考え、fj newsgroupや草の根BBSを含め、電子掲示板や電子会議室のメッセージ記録を収集することにしたのである。


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