この月のエントリー
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

過去の日記一覧

月別アーカイブス



この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

2006年03月22日

 学生以外の身分でフランスに滞在する場合、社会保障の加入がひとつの条件となる。企業駐在員であれば、社会保障関係はすべて会社側の対応でなんとかなるが、自由職業者は自分の加入する団体をみつけるところから始めなければならない。フランスの年金制度は健保と完全に連動しているので、社会保障に加入できなければ保険も使えないということだ。もっとも、外国人であれば、その場合は旅行保険を利用すればいいわけだが。
 1996年8月にわたしが加入しようとしたのはAGESSAという団体で、これは収入の中心が印税という文芸家を対象にした保険組合である。保険料が他の団体よりも数パーセント安いうえに、一種の職能団体でもあるので、ここに加入すれば滞在許可申請のときの職業身分の立証にも有利になるのでは、と考えたのだ。
 加入の条件はただひとつだった。納税証明書をそろえること。納税台帳登録は滞在許可申請のためにやらねばならないことだったが、AGESSAに加入するためには、過去2年分の納税証明書が必要となる。わたしの場合、フランス滞在中に印税収入が実際に発生したのだから、たとえそれが日本の会社からの収入であっても税務申告はできる、というのがAGESSA側の主張だった。それに対し、フランス国外の企業からの収入だから税務申告はできない、というのが税務署側の当初の主張だった。税務署が「申告できない」というのも、ずいぶんと奇妙な話ではある。結局、税務署の上の人間の判断で、めでたく過去にさかのぼって台帳登録を果たせることになった。


Copyright (C) Masayuki ESHITA
サイト内検索

カテゴリー(archives)

最近のエントリー(RSS)