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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。
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2015年04月03日

研究者本人の滞在許可申請の流れです。あくまでも2014年時点でのパリ市滞在者に関する内容ですので、最新情報は滞在地の地元prefecture de policeのサイトなどで確認してください。

3 滞在許可申請
 フランスの長期滞在では滞在許可証こそがラスボスであり、そこにたどりつくまでのダンジョンをクリアしなければなりません。1990年代よりはかなりシンプルになったように思いますが、初めての人は、「窓口の役人によって言うことが違う」「書類が不足していると門前払い」「呼び出し状は忘れたころにやってくる」などの洗礼を受けることになるでしょう。

3.1 研究者本人の滞在許可申請
 手続きの流れは次のとおりです。

OFIIにDemande de l'attestation OFIIを郵送
 ↓ (5週間〜2ヶ月)
OFIIからconvocationが到着
 ↓ (2週間後ぐらい)
指定された日時にOFIIで健康診断受診

 手続きはかなり「のんびり」としていることにご注意を。

1)Demande de d'attestation OFII送付
 大使館でビザを受け取るとき、領事の査証が入った「Demande de d'attestation OFII」を受け取ります。フランスでの住所が確定したら、手数料を記入した小切手とともに、書類の裏面に書いてある宛先にこれを書留で送付します。送付の期限はdes l'arrivee en Franceとしか書かれておりませんが、配偶者が同伴する場合、研究者本人の滞在許可が発行されないと配偶者の滞在許可申請自体ができません。したがって文字どおり「なるべく早く」おこなわないと困ることになります。
 手数料を小切手で送るには、当然ながらフランス国内の銀行で口座を開設しておく必要があります。いくつかの銀行は日本で開設手続きができますから、出発前にかならず実行し、フランス入国後すぐに小切手帳を受け取っておくことです。それが間に合わないときは郵便局で送金用の為替mandatを作ってもらわねばなりません。

2)convocation等の受領
 必要書類を送付したあとはOFIIから呼び出し状(convocation)と問診票が届きます。が、届くのが遅い。私は4月10日ごろに書類を送りましたが、convocationの到着は一ヶ月後でした。同封した小切手の決済が5月5日でしたので、書類送付から二週間以上も手続きに時間がかかったことになります。こういう心配があるので、書類送付は絶対に書留で送っておくべきです。
 なお、バカンス・シーズンに入ると役所の手続きはさらに時間がかかるはずです。「convocationは忘れたころにやってくる」と覚悟したほうが賢明です。
 OFIIの健康診断では最後に問診があるので、問診票はそのときまでに記入しておきます。既往症の確認、酒や煙草の頻度、アレルギーの有無などが記載されてます。

3)OFIIでの受診
 パリで手続きをしている人であれば場所はバスティーユ広場の近くです。convocationに日時が指定されておりますので、それにあわせて出頭します。ただし、出頭時間は厳密なものではないでしょうから、多少時間が前後しても問題はないと思われます(あくまでも経験則にもとづく推測)。
 受診の流れは次のとおりです。

地上階受付でconvocationを提示
 ↓
1階受付でconvocationとパスポートを提示
 ↓ (受付の待合スペースで数分ほど待たされる【待ち時間は混雑状況により異なる】)
健診会場の待合スペースで待機
 ↓ (15分程度待っていると名前が呼ばれる【待ち時間は混雑状況により異なる】)
身長・体重の測定、視力検査、血液検査の実施
 ↓ (レントゲン室に行くよう指示される)
レントゲン撮影
 ↓ (個々の脱衣ルームにいると順に扉が開く)
健診会場の待合スペースで待機
 ↓ (15分程度待っていると名前が呼ばれる【待ち時間は混雑状況により異なる】)
問診
 ↓ (15分程度で終了)
健診会場の待合スペースで待機
 ↓ (数分程度待っていると名前が呼ばれる【待ち時間は混雑状況により異なる】)
受付の待合スペースに誘導
 ↓ (数分程度待っていると名前が呼ばれる【待ち時間は混雑状況により異なる】)
パスポートにvinetteが貼り付けられる

 順番は多少違うかもしれませんが、ほぼこんな感じで流れ作業式に進みます。
 血液検査は、指に針でパチンと当てて血液を一滴ほど出すだけで、注射は使用しませんでした。視力検査のときメガネを使用しているかを聞かれ、使ってないと言ったら、字の小さな本を朗読させられました。老眼のチェックだったのでしょう。
 問診はレントゲン写真を参照しながら始まりました。それから問診票を一項目ずつ確認し、ワクチン接種の有無などが質問されます。日本では成人がワクチンを義務的に受けることはありませんし、そのことは先方も承知しておりますが、おそらく無料でワクチンを受けられるから受けたほうがいいと勧められるでしょう。
 なお、問診はフランス語でおこなわれましたが、フランス語力に不安がある人は英語でも大丈夫だそうです。フランス語も英語も怪しいという人は日本語で対応してくれる医師がいる、という情報もありましたが、実際どうなのかはわかりません。



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