2006年02月15日
[media]釈迦もキリストもニートなのだ
いま現在、オレが最も知り合いたいと思う研究者は教育社会学者の本田由紀さんである。『若者と仕事』(東京大学出版会、2005)で興味を持ったのだが、今回は『「ニート」って言うな!』(光文社新書、2006)を読み、そこで展開されたニート言説批判にはおおいに感銘を受けた。鋭く切り込んでシャープに論駁するというスタイルではなく、あくまでもデータを正確に読み取って分析を積み重ねる論述スタイルは、非常に真摯だと思う。この真摯さが、ともするとセンセーショナリズムに陥りがちなテーマを論ずるにあたり、最も必要な姿勢であるはずだ。
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2006年02月14日
[media]幕末状態
結局、「ゆとり教育」の転換は見送られたようである。
報告書本体を見たわけではないので(中教審のwebではまだ公開されていなかった)、あくまでもこの報道からでしか推察できないのだが、よーするに、「ま、いろいろと問題があるんだろうけど、とりあえずさ、もうちょっとやってみようよ」という結論のようである。
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2006年01月23日
[media]胡散臭さ
ついに逮捕されたホリエモン。強制捜査が入ったころから、最初から胡散臭いヤツだと思っていた、だとか、やはり汗水流して働いていないから、だとか、マネーゲームの末路、だのといった批判があちこちからあがっている。まあ、それはそれで一つの批判ではあろうが、オレとしては、胡散臭さを突っつく気にはなれない。
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2005年12月29日
[media]「ぴあ」よりシティロード
たまたま古書店で見つけた古いシティロードを買って、あらためて眺めてみたのだが、いまだになぜこのタウン情報誌が「ぴあ」に敗れ去ったのかがわからない。
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2005年12月02日
[media]チャンスを逃した
11月23日に「たまごっち」の新シリーズ「超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス(エンたま)」が発売され、あっというまに完売となった。その日からYahooオークションでエンたまが続々と出品されている。その入札行動や落札価格の変化を昨日一時間ほどモニタリングしたのだが、これがまたじつにおもしろいんですよね。分析できそうなネタがわんさとある。23日からウォッチングしておけば、論文1本分のデータは十分に得られたのに。ちょっと悔しい。
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