とりあえず、こんなヤツである
40歳を過ぎてなおロン毛である。この絵は漫画家の水樹和佳子さんに描いてもらったもの。
もともとはオフロードを走るのが好きだったのだが、20世紀最後の年にホンダBeatを買って以来、多少、嗜好がかわった。いまでも林道を走るのは好きだが、オープンエアで夜の首都高を走るのもイイものだと思っている。
根っからの出不精で、外で運動することなんぞは嫌いなのだが、なぜか小学生のころからローラースケートだけは好きである。パリ在住中(1992〜1999年)はpari-rollerに参加し、数千人(いまでは二万人以上)のスケーター集団の一員として金曜夜中のパリを滑走していた。
  • 99年8月、巴里からの荷物も届き、娘の幼稚園の手配もすみ、日本での生活が再開する。住まいは95年10月の一時帰国時のところとおなじところ。
  • 00年1月、中公から『ネットワーク社会の深層構造』が刊行される。中公新書から本を出すというのは一つの目標でもあったので、ちょっとした達成感があった。巴里最後の夏は、この本の校正にかかりっきりだった。近所のカフェBrasserie Port Royalが完全に仕事場と化した。校正とはいえ全体の半分近くをリライトしてしまい、編集さんを困惑させた。
  • 00年2月、別冊宝島「お宝コミックランキング」が発行される。企画にGOが出たのが12月半ば。作業期間が正味1.5ヶ月という超ハードな進行だった。最後の二週間はほとんど芸能人なみの生活だったが、取材をつうじて一冊百万円以上の稀覯本の書影を大量に入手できた。
  • 00年8月、十何年かぶりで面接を経験する。
  • 00年12月、別冊宝島から『「IT」の死角』を発行。このムックでも原稿を書いてもらった友人が突然亡くなりショックを受ける。
  • 01年2月、財団法人電気通信普及財団より、『ネットワーク社会の深層構造』に対して第16回電気通信普及財団賞(テレコム社会科学賞)が授与されるとの連絡が入った。賞金で引っ越し費用がまかなえる、というのが真っ先に浮かんだ感想だった。
  • 01年3月、横浜に転居する。むかーし住み続けていたところの近くだが、残念ながら小学校当時の同窓生はほとんど転居してしまっていた。それはそれで仕方のないことだが。

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主著
2007年『リンク格差社会』
2007年『ビンテージMacintosh』
2006年『マンガ古雑誌マニア』
2005年『メディアの近代史』(共訳)
2004年『監視カメラ社会』
2003年『レポートの作り方』
2002年『マンガ古書マニア』
2000年『ネットワーク社会の深層構造』
1998年『マンガ古本雑学ノート』
1997年『間違いだらけのパソコンソフト選び Mac編』
1996年『デジタル・カメラお気楽活用ガイド』
1995年『緊急指令!電子メールを活用せよ』
1994年『ネットワーク社会』
略 歴
1959.10横浜生まれ
1972.4私立聖光学院中学校入学
1979.4東京大学教養学部理1入学
1983.3東京大学理学部数学科卒業
1983.4三菱総合研究所入社
1992.6同社を休職し渡仏
1992.8ESSEC MS-MSID課程登録
1993.9同課程修了
1993.10Pantheon-Sorbonne DEA登録
1993.9同課程中退
1994.10Sorbonne Nouvelle DEA登録
1993.7同課程中退
1999.7日本に帰国
2001.3第16回テレコム社会科学賞受賞
2001.4目白大学人文学部助教授
2007.4目白大学社会学部教授
2008.4明治大学情コミ学部准教授
2011.4明治大学情コミ学部教授