今日の二本立ては「9 to 5」LD版と「クローサー」DVD版。よくまあ、こんなバカ映画を組み合わせたものである(笑)。
9 ot 5はジェーン・フォンダ主演で、実質的なプロデュースもフォンダだとのこと。ずーっと勘違いしていたのだけど、シーナ・イーストンの「9 to 5」がこの映画の主題歌だと思っていた。オープニングでドリー・パートンの歌声が出てきたびっくりしたよ。てっきり出演だけだと思っていたので。
映画自体は、あまりにもありきたりなコメディのまんま。ストーリーにもキャラクターにも、とくに目新しい要素なし。ジェーン・フォンダのカマトトぶった演技がそれなりにおもしろくもあったが、途中からやっぱりフェミ的になってしまうあたり、なりきってなかったな、という感じ。
でも、クローサーのバカ映画ぶりに比べれば、9 to 5はまだマシかも。いや、久々にひどい映画を見せてもらいました(笑)。この映画、よーするに優柔不断軟弱男の二股破綻総振られストーリーってことだな。場面がめまぐるしく切り替わるし、フラッシュバックもおなじ要領で織り込まれているので、展開を理解するのに苦労した。くっついたり離れたりっていうのが基本線だけど、うじうじしていて苛立つだけ(笑)。なーんもカタルシスがないっすな。
まあ、オレはナタリー・ポートマンもジュリア・ロバーツも好きなので、最後まで見る気になったけど、この2女優が好みでなければ、途中でストップしちゃったろうね。