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■ 2008年04月 アーカイブ

2008年04月03日

 今日のランチは「キッチン南海」のエビフライ&クリームコロッケである。すずらん通りにあるこの洋食屋さん、神保町によく行く人なら知らないはずはなかろう。見るからに洋食屋さんという感じの店構えにメニューだものな。
 
 まともに12時に行ったら長い待ち行列にハマってしまうので、12時半ぐらいに行った。それでも3人並んでいた。店内は長いカウンターに四人掛けのテーブルが数カ所、厨房には白くて高い帽子姿のコックさんが4人、フロアには動きが俊敏なおばちゃん1人、狭い店内がフル回転状態である。
 
 キッチン南海といえばカツカレーだろうが、昨日の晩飯がシチューだったので、カレーはパス。で、エビフライ&クリームコロッケにしたわけである。でかいエビに熱々のクリームコロッケ、てんこ盛りの千切りキャベツに皿盛りのライス、これで800円だから安いよね。もちろんフライもコロッケもほどよく揚がっており、いやもうジューシーで旨し。
 
 ゆっくり食えないのは残念だが、コストパフォーマンスを考えれば贅沢はいえない。こういう店が普通に繁盛しているだけでもうれしいわな。


2008年04月05日

 時間があまりなかったので、近場ですませた。研究棟からの最寄りだと山の上ホテルなんだけど、さすがに予算が足りない。なので、前を素通りして栃の木通りに抜け、そこの下り坂にある「ナポリの下町食堂」に入った。食べたのはベーコンとキャベツのスパゲティ880円也(フリードリンク付)。
 
 ベーコンがヨーロッパで一般的なブロックタイプなのがよし。期待どおり、かなりしょっぱい。それにキャベツの甘みがよくあう。ベースはペペロンチーノなんだけど、油がちょっと多すぎた気がする。でも、麺は細く、ゆで加減も好み通りでした。食パンがひときれ付いてきて、麺を食い終えたあとのソースをぬぐったのだけど、味はよし。
 
 それにしても、駿河台や神保町の昼って、1000円で十分にシアワセな気分になれるのね。


2008年04月08日

 なんとなくカレーを食いたくなったので「カーマ」に行く。 場所は至って簡単。靖国通りが右に大きくカーブする交差点を横断後、左に進むだけ。小学校を過ぎたすぐぐらいのところにある。すでに昼休みが終わった時間なので、店内にはカウンターに一人、テーブル席に三人の先客がいたのみ。気むずかしいとのウワサのあるご主人も、なんとなく機嫌がよさげであった。
 
 カウンター席に着いてから、すぐにチキンカレーを注文。これが辛口で、野菜カレーとサブジカレーが中辛である。
 
 注文から数分で出てきたが、味の方は……うーん、オレはインド風のカレーが好きなので、違和感なく味わえたけど、和風や欧風のカレーしか知らない人は、ちょっとつらいかもね。完全なスープカレーだし、辛口なので口の中がかなりピリピリくる。こういうカレーは水を口に含むと口の中全体に刺激が広がってしまうので、なるべく水は我慢し、ピリピリ感がきつくなったときは、ジャガイモ(中ぐらいのが2個乗っていた)をほぐして口にぶちこむと、刺激が中和される。で、ゆっくり噛みしめると、ようやく味わえる、という感じかな。
 
 胃の中が火事になるような辛さではなかったので、香辛料のバランスを相当選び抜いているんだろうね。これ、夏に胃が疲れているときにいいかも。ただ、このところオレも辛いものはちょっと苦手としているので、次は野菜カレーにしようかと思う。それと、できればライスではなくてナンがほしいところだな。ライスだったら、スプーンではなくて手で食いたい(笑)。
 
 料金は850円也。今日も1000円未満でシアワセをありがとう。


2008年04月09日

 銀行で現金をおろしたところ、所得税の還付が振り込まれていたことが判明し、きゅうにフトコロがあたたかくなった。となれば、牛肉を食いたくなるものである(笑)。
 
 ランチョンでステーキランチ、とも思ったが、こちらは誰かと打ち合わせのときにとっておこう。で、他に二箇所のステーキ屋が思い浮かんだが、せっかくなら未知の店に入ってみたい。と思いながら歩いていると、和田メガネのちょい先に「ステーキ&カレー ふらんす亭」という店があったので、さっそく入ってみた。ランチメニューは半分以上がステーキ系である。
 
 ランチタイムが始まったばかりなので、店内にはオッサンが二人いただけ。元気のいいおねーちゃんにうながされた席にすわり、薄切りレモンステーキ&ハンバーグランチを頼む。
 
 待ったのは5分ほどか。熱々の鉄板から、肉がじゅうじゅう焼く音が。この音がたまらんのよね。でも、薄切りステーキは、どう見ても普通のスライスに見えるのですけど何か(笑)。まあ、ハンバーグがかなり大きかったのと、味付けが悪くなかったので許す。肉はやや甘口のタレ、ハンバーグのソースは粒マスタード系で、こちらの方が美味だったな。
 
 サラダとカップスープが付いて980円、ボリューム的には十分だった。店を出て、研究室に向かう途中、マクドナルドでプレミアムのコーヒーMをテイクアウト。今日も充実したランチタイムであったとさ。


2008年04月11日

 3時から学部教授会があるので、近場で昼をすませることにした。
 入った店は、文庫川村のとなりにある「レストラン カロリー」というところ。店名から察しがつくとおり、鉄板焼きを中心にした体育会系レストランである。オレが頼んだのは本日のランチ。ハーブハンバーグにホタテフライ、それにサラダと豚汁が付く。ライスは少なめにしてもらった。中盛り・大盛りでも料金はおなじ。
 
 この店、コストパフォーマンスは抜群だな。ハーブの香りがしっかりと効いたハンバーグ、ホタテフライもほどよい揚がり加減。なによりご飯が旨かったぞ。ライス小でも十分に満腹になった。これで690円也。


2008年04月16日

 中学・高校の同窓生と昼飯を食う。このところ肉ばかりなので魚を食いてーとリクエストすると、さすが地元に事務所を構えているだけのことはある。魚系の定食が安くてうまい店に案内してくれた。ランチョンの横にある道に入り、二ブロックほど進んで左折、そのすぐ先にある「魚玉」という店だが、魚オンリーの献立は、オジサンにはうれしい。
 
 最初、焼き魚を頼もうと思っていたのだが、メニューのなかにブリの照焼があるのを発見。頼みましたがな、ブリ照定食を。
 
 注文してすぐに出てきたので、たぶん、ある程度は調理をすませておいたんだろうな。でも、あまり油くどくない身はオレの好みにぴったりだったし、味付けもくどくなかった。定食なので、丼飯と味噌汁、タクアンにザーサイが何切れかついていて、これで800円台だもんな。
 
 しかし、ひとつ困った問題が生じてしもうたよ。向こう一年ぐらいは、毎回違う店で食おうと思っていたのだが、この店、魚を食いたくなったら来てしまうだろうな。素直に行けばいいんだけど、なんとなくランチ日記のネタ的には禁じ手という気がして(笑)。


2008年04月17日

 最初、札幌直送の麺を標榜するラーメン屋に入ろうと思ったが、2時でもなお待ち行列あり。どんなに旨かろうと、ラーメンとカレーは行列に並んで食うものではない、というのがオレの信念なので、あっさりと諦める。
 
 かわりに入ったのが、研究棟のすぐ向かいにある「味噌鐵 カギロイ」という和風創作料理の店。注文したのはサワラの西京焼定食である。鹿児島豚の味噌漬焼きにもそそられたが、昨日の晩飯が肉だったので、気分的に魚が食いたかった。
 
 時間が時間なのでカウンター席は半分ほどしか埋まっておらず。オレが座ったのは、炭火の真正面である。昼から目の前で炭火を使って焼いた魚を食えるのだから、かなり贅沢だよな。もちろん皮まで食えた。
 
 大きめの切り身の西京焼、ぬか漬け、こだわりの味噌汁、おかわり自由のご飯のセットで900円也。


2008年04月18日

 水曜にラーメンを食おうかな、と思ってしまったので、今日はむしょーにラーメンを食いたくなってしまった。で、午後2時ごろ、懲りずに行列のできるラーメン屋さんに行った。でもまあ、時間が昼のピークを過ぎているし、天気も悪いので、それほど混んではいないと踏んだのだが、けっこうきわどかった。店に入ったときは、空席がひとつだけである。ほんと、この店は人気があるのね。
 
 店の場所は、靖国通りに面し、靖国通りと綿華通りの交差点にあるマクドナルドの少し先である。小さな店なので、うっかりすると見落とすかも。隣の隣が万年筆の専門店なので、それを目印にするといいかも。店の名前は「札幌味噌や」である。
 
 もちろん味噌ラーメンを注文しましたとも。でも、名物は味噌オロチョンラーメンみたい。オロチョンは豆板醤かなにかの辛口の調味料のようで、リクエストにより、2倍、4倍、6倍、10倍、20倍も選べる。なんだか昔の「カレーのボルツ」みたいだな(笑)。さすがに中年になったいま、辛さにチャレンジする根性はない。わしゃ味噌ラーメンを食えればいい。
 
 ラーメンが出てくるまで、注文から数分かかった。これ、オレ的には好感が持てる。速攻で出てくる味噌ラーメンって、なんだか具を作りだめしているような印象を受けてしまうのだよな。野菜をじっくり炒めれば、それなりの時間がかかるはずじゃん。
 
 出てきた味噌ラーメン、汁の色がちょっと薄い感じ。豚骨系なのかいな。具は山盛りで、おおきな海苔が一枚ついている。札幌風と東京風のハイブリッドなのね(笑)。具はモヤシとキャベツがたっぷり、挽肉もあり。そして大きなチャーシューが3枚半。お代は700円だが、これだけいろいろ乗っているのだから、安いといっていいんじゃないかな。
 
 味は旨し。スープがとろっとした感じで、味噌はややマイルドな感じ。辛いのが好きな人はオロチョンを頼めばよし。オレはスタンダードで満足。チャーシューも柔らかくてうまい。札幌直送の西山の麺は、太く、濃い黄色で、ああ、味噌ラーメンだよな、という気分を出している。噛みごたえもあって、スープとのバランスよし。味噌ラーメンの麺は、やっぱりごついほうが旨いもんな。
 
 ……というわけで、お代といい味といい、十分に満足できたのだが、でもなあ、やっぱりラーメンを並んで食うというのは、オレには受け入れられないな。この店に入るなら、2時過ぎのすいた時間を狙いたい。


2008年04月21日

 文房具を買ったあと、そのまま白山通り方面を歩いていたら、店先にロールキャベツのフェイクがあるレストランが目に入った。間口が狭いので、なんとなくオレ好みである(笑)。ランチの料金が1050円、これならいいかも、と思って入ったのが「ろしあ亭」である。もちろんロシア料理である。
 
 ランチメニューは5種類。やはりロールキャベツを食いたくなったので、それを頼む。すでに昼休みが終わった時間帯なので、店内の入りは3分の1ほど。近くの出版社の編集さんたちなのか、やたらその方面の話題が耳に入ってくる。
 
 ランチの中身は、ミニサラダ、ボルシチ、メイン(パンまたはライス付)、そして小さなデザートである。ボルシチ旨し。ロールキャベツは期待どおりこってりとした内容で、タマネギをふんだんに使っているのか、ちょい甘口な感じである。小さなデザートは黄桃をペースト状にしたもの。ああ、満腹。200円だかをプラスすればロシアンティーも飲めるのだが、とりあえずはコーヒーを飲みたかったのでパスする。1050円の味・ボリュームは十分にあった。今日もシアワセをありがとう。


2008年04月22日

 午前中はゼミ生と個人面談、午後は3限が授業……となると、ゆっくり食事ができるのは4限の時間帯だけ。朝飯を多めに食ってきたので、午後3時ぐらいの遅い昼でもそれほど苦ではない。ただ、5限にゼミがあるので、そうそうのんびりとはしていられない。つーことで、今日も近場ですませることにした。
 
 さすがに空腹感がけっこうあったので、体育会系レストランに行こうかな、と。近場で体育会系となると、カロリーはすでに行ってしまったので、残る選択肢はキッチンジローである。
 
http://www.kitchenjiro.co.jp/shop/store-index.html
 
 このキッチンジロー、創業は古いが、どんどん拡張し、いまや神保町どころか都内のあちこちにある。今日入ったのは富士見坂にある小川店。カウンター中心なので広くはない。注文したのはヒレカツとチキン南蛮の組み合わせである。ライスと豚汁が付いて850円也。若いサラリーマンの味方であるな。
 
 チキン南蛮は旨し。肉がほっこりと軟らかく、味付けも濃すぎず淡泊すぎず。ヒレカツはちょっと油っぽかったな。好みの問題かもしれないが、オレはもうちっとカラっと揚がっている方が好きだ。ただ、850円でこれだけの量と味があれば文句なし。コストパフォーマンスは十分である。


2008年04月23日

 2時半ごろに研究室を出る。前日、あちこちのサイトを調べてみたところ、靖国通りの北・白山通りの東のエリアには、なかなか評判のいいラーメン屋が多いらしい。そのエリアを突っ切って地下鉄半蔵門駅に向かえば、どこかしらかにはぶつかるだろう。で、早々に発見したのが「元祖竹炭らーめん はと車」であった。
 
 ランチタイムが終わる寸前なので、店内の客はゼロ。カウンターだけの小さな店だが、もちろんのんびりゆったりと食うことができた。
 注文したのは醤油ラーメン。ご飯が無料でつく。
 チャーシューがすんげえ旨かったな。分厚いけれども、かなり煮込んであるらしく、肉の線維が口のなかでほぐれるような感じ。味付けも濃すぎず、肉の旨味がたっぷり。チャーシュー麺が人気メニューのようだが、たしかにそちらの方がいいかも。
 麺はわりと太いと思う。いくつかのサイトには細麺とあったのだけど、んー、味噌ラーメンでも通用するぐらいの麺だったぞ、オレが食ったのは。
 
 さて、問題はスープなのだ。正直、醤油が濃すぎた。それがこの店の味なのか、たまたま作ったワカモノが量を間違えたのか。じっくりと味わおうにも醤油の味に邪魔された。香りは悪くないので、醤油の量を3分の2ぐらいにしてくれれば、旨かったんじゃないかな。チャーシューがこれだけ美味なので、ちょい残念ではある。
 
 麺の量は少なめ。たぶん、オトコには物足りない。でも、ご飯が無料で付いているので、漬け物とチャーシューをオカズに一杯食えば、一応、腹は満たされる。
 
 ということで、醤油さえ控えてくれればなー、といったところ。でも、味噌ラーメンもあるので、いずれそちらも試してみたくはある。


2008年04月25日

 午前中に面談ひとつ。一区切りついたのが12時ちょい過ぎだったので、自販機でヤクルト・ジョワを飲んでから食事に。で、前々から入りたいと思っていた喫茶店、ラドリオのランチタイムで軽く食うことにした。
 
 この店、靖国通りのグランデの手前の道を入り、三省堂の裏口あたりで右側の路地に入ると、その半ばほどのところにある。書泉グランデの裏側になるのかな。神保町に多少詳しい人でないとわかりづらいかもしれんが、まあ、知る人ぞ知る、の店であるな。オレは初めて入ったのだけど。場所の詳細はこちら↓。
 
http://www.navi-bura.com/main.php/view/main_ca_1/sub_ca_9/0/00177/0/
 
 天井が低く、柱が黒ずみ、たぶん、オレと同世代なら気に入る雰囲気だと思う。店内の入りは半分ほど。喫煙者多し。風通しがよい造りではないので、紫煙が目にしみる。でも、店の雰囲気的には、喫煙者がいたほうがなんとなくしっくりくる感じなので困ってしまう(笑)。
 
 こういう店のランチといえば、ナポリタンとカレーであろう。今日はなんとなくカレーな気分だったので、スープ&コーヒー付きのカレーランチを頼んだ。喫茶店なので味云々は割愛。こういう喫茶店でランチを取れることを可としたい。


2008年04月29日

 今日のランチ、なんとなく味噌ラーメンを食いたくなったので、魚玉の隣にある「北海道みそラーメン くまちゃん」に入った。3限が終わってから入ったので、時間は2時45分ごろ。先客が二人いたが、すぐに帰ってしまったので、店内はオレ一人であった。
 
http://www.navi-bura.com/main.php/view/main_ca_1/sub_ca_5/0/00346/0/
 
 まずは券売機でチケットを購入。味噌ラーメンは550円で、それに味付半熟卵100円也を追加する。まあ、混む店ならこういう仕組みもいいんだろうけど、券売機でチケットを買うのって、なんとなく立ち食いを食うような感じで、ちょっと違和感があるな。
 
 麺はしっかりと太く、スープは辛め。普通にうまかった、という感じです。なんだか感想になっていないけど。量はやや少なめという感じかな。オレでもちょっと少ないと感じたので、大盛りが正解だと思う。


2008年04月30日

 駿河台から和泉に移動する日なので、今日も近場で済ませた。むしょーにオムライスを食いたくなったのだけど、運良く富士見坂の途中にあるレストランのメニューにあった。入った店は「BAMBI」というところ。まあ、学生・サラリーマン向けの洋食屋さんであるな。カレーのエチオピアの近くね。
 
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13006558/
 
 フライパンでそのまま出てきたのがいい感じ(笑)。チキンライスもまあまあ。ただ、チキンソテーはスパイスを効かすかなにか、味付けがほしいところ。でも、680円だからとりあえずは許す。



Copyright (C) Masayuki ESHITA

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