開設:2025/12/30
最新更新日:2026/1/12

これまでに収集したフランスの女性誌(主としてファッション誌)に関するコンテンツを徐々に増やしていきます。
【更新情報】
(2026/1/12)データの一部を公開しました。
(2026/1/8)サイトの枠組みを設定しました。
フランス誌2:主なデータ収録の対象
モード誌
Mode Illustrée
Jardin des Modes
Marie*Claire (-1944)
ファッション誌
ELLE
Marie*Claire (1954-)
Madame Figaro
BIBA|prima|Jacinte
Dêpeche Mode
その他の収録対象
1940年代の女性誌
19世紀の婦人誌

Marie*Claire(Mensuel, 1954-)

1944年8月のパリ解放後に中断していた"Marie*Claire"が再開したのは1954年のことでした。戦争末期でこそレジスタンスを支援したJean Prouvostですが、ヴィシー政権に協力的だったことから「売国奴」として非難され、彼の事業は長らく凍結されてしまったのです。
再開後は月刊となり、1954年10月号が月刊誌としての創刊号です。発行前の数ヶ月にわたって予告の広告を大々的に出し、復活後は順調に発行部数を伸ばしていきました。2024-2025年時点でも月平均で25万分以上を発行し、ACPMの集計で雑誌全体の22位、女性誌のなかでは"Madame Figaro"、"Femme Actuelle"に続く3位に位置しています。ファッション情報を中心に、高学歴女性のニーズにあった豊富な記事を掲載しています。1968〜1976年には評論集"Femme"を付録に付けていました。このような多様化により雑誌としての地位を維持してきたのです。


【参考資料】
江下雅之「第三共和政以降を中心とするフランスの女性誌出版状況」『情報コミュニケーション研究』(2022)

復活から五月革命まで:1954〜1969

創刊からしばらくはフォリオ判の巨大サイズでした。19世紀末の女性誌もそのサイズでしたが、月刊"Marie*Claire"はページ数がはるかに多かったので、雑誌としては重量級です。これよりも大きい女性誌は1977年に再開したあとの"Jardin des Modes"ぐらいでしょう。その後はさすがに"ELLE"などとおなじサイズになっています。

1954年 1955年 1956年 1957年 1958年 1959年
1959年 1960年 1961年 1962年 1963年 1964年 1965年 1967年
グローバル化の推進:1970〜1990

"Marie*Claire"も"ELLE"と同様、積極的なグローバル展開を進めます。日本版は1981年7月号が創刊号として発行されました。以後、1987年にイタリア版とスペイン版、1988年にイギリス版、ギリシャ版とトルコ版、1990年に南米版と香港版、1991年にブラジル版、1993年に台湾版と韓国版、1994年にアメリカ版、1995年にオーストラリア版、1997年にロシア版、そして2002年に中国版(名称は『嘉人』)を創刊しています。

1970年 1973年 1975年 1977年 1983年 1986年 1988年 1990年

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