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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1997年11月29日

 フローしている金額が中央銀行の手ゴマよりもケタ違いに多いですからねえ。でも、政府の「口先介入」の効果のでかさは、いつぞやの橋龍の失言で実証しているでしょ?
 いまのマネーゲームでは、「動くときが儲けどき」ですよね。だから小鬼たちは政府の本格介入のポイントがどこにあるかを探る動きをするでしょうね。とりあえず来週は 130円をうかがう展開になるだろうけど、まあ、これが第一次防衛ラインといったあたりでしょう。ここで本格介入がないと、次は 135円ぐらいっすかね。
 160円だ240円だって叫んでいる人たちは、二年前には60円だ50円だって言ってた連中じゃないですかね。マクロ状況を考えると、120円台後半は日本経済にとってそれなりに居心地がいいんですよね。だけど130円台に入ると輸入コストがかさむので、マイナス面が出てしまう。円防衛に向かうラインになると思います。それと二月・三月は決算の関係で円需要が発生するし、輸出企業は相当ドルをためこんでるから、130円前後になると大量のドル売り予約が入るんではないか、と。
 ……というわけで、「瞬間的に130円台に入ったあと、ふたたび125円ぐらいで一応落ちつく」という予測をしたい(笑)。
 でもワタシにとっては対欧州通貨の方が関係するんですけどね。今日のドル・フラン相場が 5.9040 だっていうから、いまはフランが21円台?
 5年前の24円にくらべたらマシですね。まあ、一時期は 17円っていう夢のような円高もあったけど。


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