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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1998年06月17日

 2000 Frs を高いと感じるかどうかは、思い入れ次第でしょう。だってこの額、パリ市内の★★★レストランでコース・メニューと高いワインを注文すれば行っちゃうでしょ?
 それでも満足して美食に励む人がいるように、2000 Frs 以上出してもサッカーを見たい人がいたって不思議はない。おれだって 2000 Frs 払えばモナコGPのミラボー・コーナーが見える席に招待してもらえるって言われれば、そのくらいは喜んで出しちゃいます。マンガ古本の世界など、虫コミックスの『魔法使いサリー』が6万円で売れちゃう状態だぞ(笑)。
 なんでもあのトゥルーズに日本人が1.8万人行ったんでしょ?
 これはちょっと感動的でしたねえ。パリ以外の街にこれだけの東洋人がまとめて集まるなんてことは、もしかしたら二度とないかもしれない。Francophile の一人としては、動機がなんであれ、多くの同朋がパリ以外のフランスを垣間みる機会を持つことは無条件で歓迎したいっすね。
 2月に白馬にいたときには、長野のあんなド田舎の普通の飯屋にノルウェー人やオーストリア人たちがごく普通に出入りする光景を目にした。オリンピックでもなければ、白馬に外国の人が来ることなんてないんだよね。W杯や冬期五輪の素晴らしいところは、首都以外の地方に大量の外国人がやってくることだと思うんだが、カモにされているのを承知でフランスの地方都市を巡回するサポーターに、おれはやっぱエールを送りたいっすね。2000〜3000 Frs しようが、満足代だと思える範囲ならいいんじゃないのかな。そのかわり、グッチやエルメスは困るだろうけど(笑)。
 そういや昨日の TF1 のニュースで、円安のためにフランスの高級ブランドの売上が軒並み落ちているって報道がありましたね。これって円安以上にW杯の影響が強いんじゃないのかね。まあ、ダフ屋がどれだけ荒稼ぎしようと、フランスに落ちるカネの額は一定ってことなんでしょう。


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