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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1999年08月23日

 7月末に帰国した際、少なからぬ人から「8月末に帰ってくるのだと思った」と言われてしまいました。じつはおれ、フランスで皆既日食が見られるってことを、ぜーんぜん知らなかった。いやね、6月ごろから、なにやら日蝕の写真やらポスターがあちらこちらに貼られているのは気づいていたのだけど、てっきり天文台かなにかの記念イベントだと思っていたんす。知っていたら帰国の時期を一ヶ月遅らせていたかもしれない。日本で皆既日食が見られるのって、たしか2010年だったと思うから。
 
 部分日食なら何度か見たことがあるのだけど、印象深いのは1986年ですねえ。この年はじつは天文現象が目白押しで、部分日食だけでなく、水星の太陽面通過だの火星大接近だのがあった。2010年は皆既日食だけでなく金星の太陽面通過もあったんじゃないかな。
 
 皆既日食では、コロナとダイヤモンド・リングを一度でいいから見てみたいんですよねえ。彗星もそうなんだけど、ああいう天体って、写真と肉眼とでは見え方がぜんぜん違う。写真だとディテールが潰れちゃうから、コロナみたいな繊細なオブジェクトだと、肉眼で見た方が絶対に美しいと思う。
 太陽は肉眼光度がマイナス27等級で、満月がマイナス12等級だから、その差がじつに15等級もある。5等級差で明るさが百倍違うわけだから、15等級差だったら100万倍違うわけだ。太陽がほんのちょっと姿を見せただけで、満月よりも明るいってことですね。


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