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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1996年07月31日

 税務署に行くのだから、所得を証明する書類が必要だろうなあ……なんてことを思いつく。日本時間の31日(水)のオフィス・アワーが始まるのをみはからって、94年、95年に仕事をした出版社にかたっぱしから電話をかける。
 いつも国際電話はコールバックを使っていたのだが、アメリカ・センターの番号やら暗証番号の載ったドキュメントがなくなってしまった。昨秋の引っ越し時に cave のかなたにほかしたか、ニッポンにおきざりにしたらしい。仕方なく通常の国際通話を利用する。
 どの出版社も支払い調書(サラリーマンでいえば源泉徴収表)の再発行にはすんなり応じてくれた。とりあえず横浜宛に送ってもらう。そこからファックスで転送してもらって、と。
 それだけでは申告ができるとは思わないが、4年間に得た「どうせ最初の一回ですんなりいくわけがない」「うまくいくときはいいかげんな書類でも問題ない」という表裏一体経験から、法定翻訳を要求されるか、コピーで十分かのどちらかである、と決め打ったのである。支払い調書を翻訳にかける時間はすでにない。ならばコピーで様子見(?)だ。
 一眠りしてから、AGESSAの申請必要書類を読み返す。
 過去の成果を立証せよ。
 とりあえず大使館に提出した C.Vをもとに、著作やら連載経験のリストをつくる。そういえば本の表紙のコピーも、なんて言っておった。まわりをさがすと、自著は8月に出る本の見本刷りしかない。
 近所の友人に電話する。
「オレの本、なんかもっとらんか?」
「ないわい」
 表紙のコピーもニッポンからファックスで送ってもらうしかなさそうだ。
 横浜に電話をする。が、本はすでに誰かにあげたりして、3タイトル分あるだけだと。とりあえずそれだけファックスで送ってもらい、残りは留守宅に後日取りに行ってもらう。ついでに郵送も。
 次いで共著で出した本の相棒に電話する。カバーをファックスで送ってくれないか。ほいきたよっしゃ、と話は簡単に進むが、回線の調子が悪いのか、どうもうまく受信できない。
 再度電話をし、翌日、あらためてカバーをスキャナで読み取り、データをバイナリ・メールで送ってもらうことにする。(続く)


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