この月のエントリー
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

過去の日記一覧

月別アーカイブス



この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

2006年03月27日

 パリ市内は案外と起伏に富んだ地形である。凱旋門とパンテオンが丘の頂に位置するので、そこを通過する道、たとえばシャンゼリゼとかサンミッシェルなどの通りは、スケーティングにはけっこうしんどい坂なのだ。
 
 pari-roller初挑戦のときは、70年代末に流行したスニーカータイプのローラースケートを使ったのだが、これではアウトドアのオンロードは歯が立たない。道路というのはけっこうでこぼこしていて、しかもヨーロッパだと石畳の区画があちこちにある。通常のスケートはホイール径が小さいので、細かなでこぼこの衝撃を吸収しきれず、その分、コントロールが難しく、すぐに足が疲労してしまう。その点、インライン・スケートはホイール径がはるかに大きいし、キック時にホイール四本を通じて地面に力を伝えられるので、上り坂の滑走力が違う。パリのようにアップダウンが多く、しかもでこぼこの路面上を滑るとなると、インライン・スケートでないと厳しい。
 
 pari-rollerで巡回するルートは、パリの繁華街や観光スポットがいくつも含まれる。これまでに何度も訪れた場所ばかりだが、車道から、しかもスケーティングの速度、スケーティング姿勢からの視野は、観光客が眺める街並みとは違う景色を味あわせてくれるのだ。こういうスケーター目線を経験できるのも、pari-roller参加の特権だろう。


Copyright (C) Masayuki ESHITA
サイト内検索

カテゴリー(archives)

最近のエントリー(RSS)