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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1994年04月25日

 漫画に対する思い入れは、おそらく人一倍強いと思います。ひらがな・カタカナの教科書もエイトマンだったし、中国史に興味を持ち始めたのも、横山光輝の一連の作品群の影響だった。
 漫画を書くときの漫画家の取材は並みじゃないですね。プロと素人の差を決定的に感じてしまう。去年の秋、NHKで『嵯峨天皇と道鏡』の特集番組があったのだけど、ゲストが里中満智子さんでした。とても聞き応えのある意見を述べておられましたね。ぼくは日本史でも飛鳥時代が結構好きなんですが、そのきっかけになったのは、『天上の虹』という里中作品であります。このときも、プロは違うなーと思いました。
 最近は描画そのものにもエネルギーがかかるようになったので、漫画界の現象として、原作専門と描画専門とに分離する傾向があるそうです。30年くらい前だと、SF作家がアルバイトで原作を作り、若手漫画家が絵を描くなんてパターンもあったそうだけど、いまは漫画家内部で分業が始まりつつあるとか。
 日本の漫画の世界はかくも奥が深い。フランスではやはりアネクドートが本流という考えが強いのかな。Dorthey はぼくも一昨年はときどき見ていたけど、やっぱり日本アニメは人気が出て当然という気もしましたねー。


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