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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1992年09月28日

 フランス人が「友人」に示す歓待精神は驚くほどですよね。本当に夜帰してくれない、っていう実感があります。私は個人主義の裏側だと思っていますが。まあ、言うことは本当にいいかげんで、まさしく右から左へとぬけていく感じはありますが、一度「内側」に入った者に対する親しみはたまらない魅力でもあります。私もこれまでどれほど級友に助けられたか分かりません。
 私の目にはやはり愛すべき人々という風に写ります(役人は除くとしても)。何かトラブルがあり、懸命な言い訳をする姿を見るにつけ、ああこいつらまたやって(笑)などと思います。私は確かに均質性というものに積極的な見方をしがちだし、均質とは言いながら多くの選択肢を作り挙げた日本のシステムを高く評価するものです。だからこそ、と言うべきだと思うのですが、雑多な状態を受け入れ、その運営に挑戦し続けているところがフランスの偉大さであろうと思うのです。
 まあ、雑多さの真只中、不条理さを味わうのも楽しみの一つでしょうか。


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