この月のエントリー
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28

過去の日記一覧

月別アーカイブス



この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年02月27日

 皇太子ご婚約以来、女性の間で再び留学熱が高まっているとか。実際に留学中の私が言うのも変ですが、「留学」自体の価値がそれほどのものではなくなったのは事実でございましょうし、「留学」が「国際感覚」を育むとは思えない。第一「国際感覚」なるものの実態や意義に、私は極めて不可解かつ懐疑的印象を抱いております。
 とまあひとくさりしてはみたものの、人生の機会をどう生かすかは個人の問題でございましょう。「留学」も一つの機会でございます。機会として多くの選択肢を供給してくれる、私もその事実を否定する気はございません。
 さて、日本で留学と言えば英語圏、それも事実上アメリカの大学/大学院に学というのが実態でございましょう。フランス留学というとどうしても語学学校とか料理やモードの専門学校の需要が多いらしく、一般の大学などの高等教育機関に留学を志す場合、情報らしい情報がないといっても過言でないでせう。現に私もえらく苦労しました。
 本や雑誌だって、需要がなければたいした情報も提供できないのも無理からぬもの。従って、情報入手先は財団や大使館だけが頼りとなってしまう。私の場合は学校に日本事務所があったので何とかなりましたが、そうでなかったら、情報収集段階で挫折していたかもしれません。
 まあ、能書きはさておき、とにかくリアルタイムで情報交換ができるというパソコン通信は、このようなマイナーでありながら一部では根強い需要のありそうなメディアとしては最適であるように思われます。そこで、そろそろネタ切れの見えてきたLexiqueシリーズに変わって、今度はフランス留学講座なるものを行ってみたいと思います。
 この会議室には私よりも留学経験の長い方が多々いらっしゃいますので、適宜アドバイス、ご意見、茶茶入れ等をしていただければ幸いです。一応、次のような構成で数回に分けてアップして行きたいと思います。
(1)学位 :ディプロムの構成や教育制度
(2)手続き:各種手続きの主として裏技(?)
(3)語学力:実際に必要な語学レベル


Copyright (C) Masayuki ESHITA
サイト内検索

カテゴリー(archives)

最近のエントリー(RSS)