皇太子ご婚約以来、女性の間で再び留学熱が高まっているとか。実際に留学中の私が言うのも変ですが、「留学」自体の価値がそれほどのものではなくなったのは事実でございましょうし、「留学」が「国際感覚」を育むとは思えない。第一「国際感覚」なるものの実態や意義に、私は極めて不可解かつ懐疑的印象を抱いております。
とまあひとくさりしてはみたものの、人生の機会をどう生かすかは個人の問題でございましょう。「留学」も一つの機会でございます。機会として多くの選択肢を供給してくれる、私もその事実を否定する気はございません。
さて、日本で留学と言えば英語圏、それも事実上アメリカの大学/大学院に学というのが実態でございましょう。フランス留学というとどうしても語学学校とか料理やモードの専門学校の需要が多いらしく、一般の大学などの高等教育機関に留学を志す場合、情報らしい情報がないといっても過言でないでせう。現に私もえらく苦労しました。
本や雑誌だって、需要がなければたいした情報も提供できないのも無理からぬもの。従って、情報入手先は財団や大使館だけが頼りとなってしまう。私の場合は学校に日本事務所があったので何とかなりましたが、そうでなかったら、情報収集段階で挫折していたかもしれません。
まあ、能書きはさておき、とにかくリアルタイムで情報交換ができるというパソコン通信は、このようなマイナーでありながら一部では根強い需要のありそうなメディアとしては最適であるように思われます。そこで、そろそろネタ切れの見えてきたLexiqueシリーズに変わって、今度はフランス留学講座なるものを行ってみたいと思います。
この会議室には私よりも留学経験の長い方が多々いらっしゃいますので、適宜アドバイス、ご意見、茶茶入れ等をしていただければ幸いです。一応、次のような構成で数回に分けてアップして行きたいと思います。
(1)学位 :ディプロムの構成や教育制度
(2)手続き:各種手続きの主として裏技(?)
(3)語学力:実際に必要な語学レベル