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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年05月20日

 生活を始める上で一番大変なことは、当たり前のようですが「住むところを探す」こと。これは外国では本当に困難を極めることで、企業駐在員ならいざ知らず、ゼロからとなると七転八倒と言って良いでしょう。にも関わらず皆無事にどこかで(?)住んでいるということは、結局「何とか」なるのです。
 まずはヤサ探しからはじめましょう。フランス、特にパリで日本人が居住先を探す方法は次の通りと言えましょう。
  • 在仏の知人を通じて確保してもらう。
  • 在仏の知人が離仏するのと入れ替わりに入居する。
  • 学生寮に入る。
  • アノンスを頼りに探す。
  • 不動産業者で探す。
 このうち、(1)(2)は特殊例なので省略します。ただ、(1)の例では物件を見ずに契約せねばならないので、絶対にお勧めできません。
(3)については入学先にしかるべきサービス機関があるはずなので、教授等に相談して斡旋してもらいましょう。パリ市内の大学だと多少難しいかもしれませんが、郊外や地方の学校ならかなりの確率で部屋を確保できるはずです。フランスの大学教授だと生徒個人の生活まである相談に応じてくれますので、ためらわず相談を持ちかけましょう。ただし、夫婦で滞在する場合は実質的に利用できません。
(4)はかなり有効な方法です。オヴニー、フランスニュースダイジェストにステュディオ、アパルトマンの短期、長期貸し情報がアノンスされていますので、候補をいくつか挙げて電話しまくるのです。更に、パリ市内では在仏日本人会や日本書店JUNKUに大量のアノンスが出ていますので、パリに来てから足しげく通って出物を待つわけです。
(5)は現在かなり厳しい状況です。と言うのも、家主保護のために、借り主は家賃の3倍の月収があることを証明しなければなりません。これは法律で決まっていることなので、外国人学生への物件斡旋を拒否する業者が少なくありません。企業派遣留学生以外はまず無理と考えてよいでしょう。

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