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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年08月18日

 4日間、由利さんのお宅に泊めてもらいました。ベルン中央駅からバスで15分ほどのところです。スイス連邦政府の置かれている政治の中心地だというにもかかわらず、駅からバスで10分もすると、日本のリゾートのような雰囲気になりました。前々から由利さんが「ベルンなんて田舎よ田舎!」と言っていた通りです。
 前日までのパリの涼しさとうって変わって、ベルンの暑さは本当の「夏」でした。ベルンでもずっと寒い夏が続いていたそうですが、この日はとにかく公園にトップレスがいても、全然おかしくないような陽気でした。この天気は滞在中ずっと続き、日本で冷夏を悲しんでいた姉夫婦ともども、「スイスで今年初めて夏に出会った!」という奇妙な感激に味わったのです。
 3日目は近くの湖畔にピルミン一家と出かけたのですが、夕方は絵にかいたような「夏の宵の俄雨」です。雷が周囲に谺させながら鳴り響くと同時に、かなり大粒の氷が降ってきました。カフェのテラスには、突然の俄雨で引っ込めきれなかったフライドポテトが散乱していました。
 通常あれだけ激しい雷雨が去った後は、気温が一気に下がるものです。暑さにひぃひぃ言っていた我々もそれを期待していたのですが、雨上がりも十分に夏の気温を保っておりました。
 寝ている時に手も足もはみ出し、そこいらじゅう蚊に刺される....。この典型的夏をも満喫できたのです。
 16日夜パリ・リヨン駅に到着しました。寒さに身構えていたのですが、出発の時より気温があがっていたようです。23度と表示されていました。今日、17日も太陽が朝から顔を出し、日本の9月初めくらいの陽気です。多少は夏を感じることができます。


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