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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年11月22日

 最近は商業系グランゼコールの卒業生ですら就職難なのだそうです。フランス・ニュースダイジェスト No.197 (注:パリで発行されている日本語の週刊新聞)によると、93年 3月時点での状況は、

92年度卒就業:30%兵役:34%学業継続:21%求職中:15%
91年度卒就業:60%兵役:18%学業継続:12%求職中:10%
90年度卒就業:79%兵役:--%学業継続:--%求職中: 8%
(グランゼコール協議会調査)

 平均求職期間は4〜6ヶ月、92年度卒業生の30%が50社以上の企業にCVを送っているそうです。
 一つ判明した事実。フランスでは日本のような一斉求職、一斉雇用が行われていない。必要に応じて、随時求人が行われている。就業開始も人によってばらばら。
 ちょっと意外でした。まあ、リクルート・ルックの学生集団を見ることがないので、うすうす感じてはおりましたが。そう言えば、ぼくの同級生でも既に職を見つけたというのは、まだ二人だけだそうです(教授談)。
 求職期間中は何をしているか? 「ぶらぶらしてるよ」とはこの会議室でもしばしば登場したアブデル談。まあ彼は進学希望ですから。一般的には図書館に行って勉強したり、求人広告を見たり、教授に紹介してもらった企業を訪問したり、短期のスタージュをしたり……それで自分に合った仕事を探すらしい。ある意味では柔軟性がありますね。
 無論、夏期研修をそのまま就業につなげる学生もいる。だから研修先探しにみんな必死になるのでしょう。

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