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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年06月27日

 先日セルジーのショッピングセンターで時間を潰していた際、本屋でSFのペーパーバックを眺めていたのでした。SFが好きだと言っても、のめり込むようにして読んでいたのは10年ほど前がピークなので、最近の作品はほとんど知らない。
 SFにも結構流行がありまして、かつては宇宙船が飛び交っていたいわゆるスペオペ(スペースオペラ)中心だったのが、60年代頃から人間の心理、所謂インナースペースを扱うものが台頭してきたのですね。最近はバイオテクノロジーを扱ったものが多くなったという話しを聞いたことがあります。
 SFの中心はアメリカゆえ、フランスのSF作家と言ってもジュール・ヴェルヌしか知らないのです。現代作家となると知識ゼロ。まだドイツの方が多少知っているくらいなのですね。実は大学入学の際、SFを読みたいがためにドイツ語を選択しようと思ったこともあったのです。
 セルジーで見かけたSFもあにはからんや、アメリカものの翻訳ばかりでした。尤もフランス人作家が目に入らなかったのかも知れません。見つけた作家と言えば、バラード、ハミルトン、ハインライン、アシモフ等々。バラード以外は皆アメリカ人でございます。でも、時間が出来たらバラードの仏訳版なんぞを読んで見ようと思っています。短編集「時間都市」(原題:Chronopolice)なら数十回読んだので、多少単語が分からなくても読めるのではないかと思って。
 因みにハミルトンの「時果つるところ」は英語のオリジナルの方が入手しやすいかもしれません。原題は「City at the world's end」です。


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